株式会社ウェルビーが提供する糖尿病患者向けに健康管理ツール「Welbyシリーズ」が、2014年1月末時点で利用者数が1万人を突破した。医師や家族が患者の健康管理状態を確認することもできるサービスなので患者達への治療効果へも反映されてきていると期待される。(参照:医師も学べる学習アプリ!CT・MRI解体新書)
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株式会社ウェルビーは2011年の世界糖尿病デーに「Welbyシリーズ」のアプリのリリースをスタート。シリーズには、血糖値やインスリン、補食を記録することがきできる「welby血糖値ノート」、3万食以上の食事データからメニュー名を簡単に検索するだけで1人前のカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム量がわかる「welby食事ノート」、食事を写真で記録することができる「welby食事アルバム」がある。それぞれのアプリには「Welbyシェア」という機能があり、入力すると自動的に家族や医師同士でシェアしている人のWelbyシェアのニュースフィールドへと投稿されるSNSの機能がついている。シェアリングされた情報により医師は患者の健康状況を確認することや生活指導を行うことへの手助けにもつながる。
「Welbyシリーズ」は基本的に医師や看護師など医療従事者から患者へアプリを勧める形をとっており、医療系webサイト「ケアネット」「ココヤク」とも連携をとり治療へ役立つ環境を目指している。