【コラム】七沢英文『七沢塾~カリスマ講師直伝連載コラム~』シリーズ第3回-学習塾を選ぶための条件パートⅠ

塾選びは自分の足で!

2010年の大学入試も残すところ国公立後期試験と少数の私立大後期試験のみとなった。相変わらずの不況の影響が医学部入試にも大きな変化を及ぼしている。大雑把に言えば、理系の優秀な受験生が医学部に集中してきたのだ。2007年のサブプライムローン問題に端を発し2008年のリーマンショック、 2009年には自民党政権の崩壊と日本を取り巻く政治経済の状況は大きく変動している。受験生への影響も顕著で、将来の就職を危ぶむ理工学部系の受験者は減少傾向、高収入で全国どこででも引く手あまたの医師を目指す受験生は増加傾向にある。東大理系よりは医学部、地方国立大医学部よりは都内の私立旧設医学部(学費が安い昭和、順天堂、慈恵、慶應は特に)といった指向が窺える。
さて、前回は最近の医学部受験を取り巻く環境と、子弟の教育環境の整え方の一案を書かせて頂いた。今回は学習塾の選び方などについての私見を述べたい。しかし、私は医学部受験専門予備校(YMS)の一講師でもあり、具体的な塾・予備校の名称を挙げるわけにはいかないのでそのあたりは承知して頂きたい。

学習塾を選ぶための条件とは!?

さて、そもそも子どもの教育に画一的な理想の方法があるわけではない。同じ学習塾に通っていても効果は生徒によって異なるだろうし、その子ども自体の能力がなければ、どれほどいい教育をしても効果はないだろう。これらを前提として、敢えて提案したいことがいくつかある。
まず、学習塾を選ぶ際の条件として、①環境、②教員、③教材の3つの点に絞ってみよう。①の環境であるが、自宅か学校からあまり遠くなく、できれば通学ルートからあまり外れていないことが望ましい。雨の日や、疲れていたり体調のすぐれない日に通うことも考えて、できるだけ通塾の負担の少ない塾を選びたい。繁華街にある場合は近隣のゲームセンターやゲームソフト販売店、漫画の立ち読み可能な書店などが誘惑となることにも注意。また、帰りが遅くなる場合は通塾ルートの治安にも気を配りたい。小中学生向けの教室のオーナーは、本当に教育のことを考えていれば周辺環境には気を遣うはずだから、オーナーの経営方針は教室の場所に反映していると考える。そして、施設内の環境も重要だ。音(騒音)と光(視力に影響)、臭い(悪臭はもちろん、飲食店の臭いは結構子どもの集中力を妨げる)など必ず現場を訪れて確かめて欲しい。本棚があって文学書や百科事典などが揃っていることも評価のポイントだ。②の教員。これがもっとも重要だろう。

筆者紹介
七沢英文(ななさわ・ひでふみ)
中央大学法学部卒 塾講師、家庭教師などを経験。
1997年より医学部受験専門予備校YMS講師、現在YMS取締役兼同機関誌「Lattice」編集長。
NPO法人「ジャパンハート」理事。
趣味:オートバイ、車、写真、映画鑑賞、麻雀、料理、旅行など (しかし、現在まったくできない状況、泣!)

※記事提供元:女性医局『七沢塾~カリスマ講師直伝連載コラム~』「学習塾を選ぶための条件パートⅠ」 (コラムの閲覧には会員登録が必要)

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