看護師は女性が多いというイメージがある職業だが、年々看護師として従事する男性の数が増加傾向となっている。男性看護師が集まる「日本男性看護師会」では男性看護師同士の交流の場としてFacebookで活動しており参加者も続々増えている。
(参照:島根県 看護師を対象とした就職キャンペーンに約160人が参加)
img by 日本男性看護師会
「看護師」は2002年の保健師助産師看護師法施行から女性の「看護婦」、男性の「看護士」から「看護師」へ名称が統一された。男性の看護師数は2002年に26160人から2010年には53748人と約2倍に増加。人手不足が問題となっている看護師の現場では男性の看護士の需要も高い。
男性看護師の数が増加傾向ではあるが、一方でまだまだ女性が多い看護の中で男性看護師同士相談する場などは少なく孤立しがちになってしまうという。こういう現状から発起人であり「日本男性看護師会」の運営スタッフでもある坪田康佑看護師は、「日本男性看護師会」を発足。Facebookで交流活動をしている。今年2月に開催された「日本男性看護師会」には約30人が参加。現在では参加者が約380人となった。