株式会社ケアネットのアンケート調査によると、20代、30代医師1000人を対象にした挙児希望の調査結果で9割を超える医師が2人以上の子どもを持ちたいと思っていることがわかった。
(参照:「将来の健康」不安 7割超 遺伝子検査が改善)
アンケート調査は医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」若手医師を対象に、2013年12月20日~27日の1週間にかけて医師自身の挙児希望について回答を集めた。調査の結果、40.5%の医師が3人以上の子どもを希望しており、2人希望は50.4%と9割以上の医師が2人以上の子どもを希望していることがわかった。
一方で、子どもを望んでいないと回答した医師は3.4%で、男女比で見ると男性2.3%、女性6.8%となり。結婚をするつもりがない、出産したくないという意見は女性医師からが少し多い結果となった。
出生率を上げるための必要な対策については67.7%の医師が保育施設の整備・拡充と回答し、病児保育の充実についてのコメントもよせられた。育休・産休制度の整備や子育て世帯への税制待遇どちらも5割を超える医師が必要と回答。複数人の子どもを希望していても経済面や保育所の不足などで子どもを諦めたなどのコメントもあり、出生率を高める為にはさらなる子育てなどのサポート設備の整備・充実とともに経済面でも優遇が求められている。