厚労省の高度医療評価会議は1月25日の会合で3つの治療法を審議し、そのうち2つの治療法を承認した。承認されたのは、「脳腫瘍などに対して脳放射線治療後に生じた脳壊死を適応症とするベバシズマブの静脈内投与療法」。これは、前回からの継続審議だった。 もう一つは、「エストロゲン受容体陽性HER2陰性乳がんに対するTS-1術後療法」。これは今回初めて審議され承認された。
このほか、急性期の心筋梗塞を適応症とするエポエチン・ベータの静脈内投与(阪大医学部附属病院申請)についても審議されたが、次回以降の継続審議となった。