介護福祉士とは

介護福祉士とは、高齢、障害によりサポートが必要な人に対して介護または介護を指導する職業のことをいいます。1987年に社会福祉士及び介護福祉士法が制定され、国家資格に指定されています。資格の取得方法には2通りあります。厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業する方法または、3年以上の実務経験に従事すると国家資格を受ける権利を得られます。その試験に合格すると国家資格が与えられます。しかし、業務に負担が大きいことから離職率も高い傾向が見られます。2007年度には、介護職員、ホームヘルパーの離職率は21.6%で全体の労働者離職率よりも5.4%高いことがわかっています。2008年の日・インドネシア経済連携協定、2009年の日・フィリピン経済連携協定に基づき外国人看護師・介護福祉士候補者の受け入れを始めました。候補者は日本の受け入れ先介護施設で実務経験を3年間積み日本の国家試験に合格すると国内での介護福祉士として働くことができます。しかし、日本人でも合格率が50%という難しさの中、言葉の違いや短期間で働きながらの受験のため合格率は低めです。そのため、来日から4年以内に国家試験に合格しないと日本での滞在ができなくなりますが、不合格でも一定の条件により滞在を1年延長して来期の受験を受けることが可能となりました。

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