開催報告:第2回 対馬ルリ子先生による子宮細胞診採取スキル研修会






平成22年2月28日(日)に女性医局主催の研修会第2回として、
「子宮細胞診採取スキル研修会」を開催いたしました。
今回は、講師に対馬ルリ子先生お迎えし、対馬先生が院長を務められているウィミンズウエルネス銀座クリニックにて研修会を実施しました。
婦人科医として最前線でご活躍の対馬先生から「子宮がん」にまつわる最新データをスライド講義していただき、その後、参加者おひとりおひとりにクスコ、採集用の綿棒を手に取っていただきながら採取作業の実技を学んでいただきました。
今話題となっている「子宮頚癌ワクチン」の必要性や、検診の現場で知っておきべき知識などをお話いただくと、熱心にメモを取られる先生も多くいらっしゃいました。
研修の最後には、質疑応答の時間を設け、参加者の先生からの質問にお答えいただきましたが、対馬先生のお人柄にご参加の先生方も終始リラックスしたご様子でした。
今回は研修の一環としてクリニック内を見学させていただき、実際の検診状況をリアルに感じることができたようで、
「学べる情報量が圧倒的に多かった」と参加の先生方から対馬先生に多くの感謝の声が寄せられています。


「参加された先生からの声」
◆対馬先生の講義内容は他科の私にとってもわかりやすく、スライドも見やすく勉強になりました。参加して良かったです。
今回は産婦人科以外の医師も参加可能の頚癌検診を可能とする研修会でしたので、参加者の経験値には差があったように感じました。
検診をみたこともない場合は、なかなかイメージができませんから、本当の初診者には講義をうけたのち少人数でも実際の検診を見学できるようですと、今回の研修後、実際に検診可能かと思います。
(皮膚科ご専門)

◆一人ずつに器具を渡していただき使用法をお教えくださったのでわかりやすかったです.最新の子宮がんに関する情報もお教えいただき勉強になりました.
また,子宮細胞診の要請がこの時期よりも秋から冬にかけてが多いように思われますので,その時期に合わせていただければすぐに実践できたかなと思います。
(放射線科ご専門)

◆クスコを全員分用意していただき、実際に手に取って説明を伺うことができ良かったです。
実際に健診で質問される可能性を考慮した講習内容だったので、幅広く知識を身につけることができて心強かったです。HPVの検査やワクチンのお話も勉強になりました。
(内科ご専門)       


当社代表長瀬より

女性医局では、女性医師支援の一環として健診業務に役立つ研修会を開催しています。 第一回目の乳房触診に続いて今回は細胞診研修を実施しました。講師を第一人者の対馬ルリ子先生にお願いし会場も対馬先生が院長をされているウィミンズウエルネス銀座クリニックに設定し最先端の子宮がんの知識とともに実技を学んで頂きました。 今後も継続してまいりますのでご要望をお待ちしております。


先生のご紹介

対馬ルリ子(つしまるりこ)先生
ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック院長

○経歴
1984年弘前大卒。東大病院、都立墨東病院などを経て
2002年開院。03年女性外来をすすめる会「女性医療ネットワーク」を設立し、
女性の生涯にわたる健康のため、さまざまな活動を展開。



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