肥満とは

肥満とは人に必要な水分や筋肉、タンパク質、骨などの物質に対して脂肪が多すぎることをいいます。
体重が重くても筋肉や骨の割合が多く脂肪が少なければ肥満とはいいません。一般的に肥満はBMI(ボディ・マス・インデックス)の数値によって判定されます。BMIが18.5以上25未満だと普通体重ですが25以上だと肥満となります。肥満が問題となるのは肥満に伴い糖尿病や動脈 硬化症などの病気にかかるリスクが高くなるためです。肥満の原因としては暴飲暴食、運動不足などの生活習慣があげられます。
遺伝も関係していると言われていますが、家族全員が太っていても同じ生活習慣という要因も考えられますので遺伝とは言い切れません。日本の肥満人口において男性は年齢問わず増加傾向ではありますが、40〜60代の肥満者は30%を超えています。女性は10年、20年前に比べて肥満者数は減少していますが、20~40歳代においては低体重者が増加しています。人によって同じだけ食べても太る人、太らない人がいません。それは基礎代謝量の違いが関係しています。基礎代謝量は呼吸や体温調節など命を保つために体が必要とするエネルギー量のことです。基礎代謝量は年齢や性別、筋肉量によって異なりますが、ウォーキングなどの有酸素運動やバランスの良い食事で上げることもできます。

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