レジデントとは

レジデントとは、研修医のことをいいます。アメリカで研修医のことを1年目はインターン、2年目以降をレジデントとよんでいます。日本では、初期臨床研修後の後期臨床研修医をレジデントとよぶことが多いです。または、初期臨床研修医をジュニアレジデント、後期臨床研修医をシニアレジデントと区別することもあります。
初期臨床研修医にはジュニアレジデントの他にスーパーローテーター、後期臨床研修医はシニアレジデントの他に専修医・専門研修医とよばれることもあります。日本では第二次大戦後に実地訓練を行う実習生としてインターン制度がありましたが、1968年に廃止となりその後研修医制度となりました。
研修医は厚生労働省が指定している医療機関にて2年間以上にわたる臨床研修を行う必要があります。これを初期臨床研修といい、ここでは専門分野に偏らずに一般的な診療に対する技術、能力を習得します。内科・救急部門・地域医療は必修で外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科から2科目を選択します。
以前、臨床研修は努力義務と定められていたましたが、医師は2004年、歯科医師は2006年に臨床研修制度がスタートとなり義務化となりました。初期臨床研修を修了した医師は後期臨床研修で専門分野に分かれて知識・技術を習得します。

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