WHO(世界保健機関)とは

WHO(世界保健機関:World Health Organization)とは、「健康とは、完全な肉体的、精神的および社会的福祉の状態」であるとし、「全ての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的とした国連の専門機関のことをいいます。
1948年4月7日に設立、本部はスイス・ジュネーヴになります。全国を6地域に分けて地域事務局を設置しており、国事務所は開発途上国を中心に設置されています。西太平洋地域に属する日本国内には国事務所はなく、管轄の地域事務局はフィリピンのマニラとなります。全世界の人々の健康を守る為に様々な活動を行っており、日本は1951年5月に加盟しました。
現在の加盟国は194カ国。本部直結の研究所組は2つあり、フランスのリヨンにある癌の研究所と日本の神戸にある健康の社会的決定要因や都市環境、開発などによる都市化とそれに伴う健康問題に着目した研究所です。また、それとは別にデータ収集や研究を専門研究機関を共同で行っており、これをWHOコラボレイティングセンターといいます。全世界では800以上、日本国内でも30以上の研究所などが登録されています。

設立日でもある4月7日は設立記念として「世界保健デー」として世界各地で国際保健医療に沿ったイベントが毎年行われています。

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