医師の中でも高収入とされる基準は、年収2000万円以上と考えられます。
年収アップを目指す女性医師は、これまで積み上げた経験やスキルをもとにして、より稼げる環境へシフトチェンジしてみましょう。
女性医師が年収2000万円を稼ぐためにはどういった道を選ぶべきなのでしょうか。
この記事では、女性医師が年収2000万円を実現するための具体的な方法について紹介します。
年収2000万円を得ている人は少ない
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平成26年度に年収が2000万円を超えていた給与所得者は、調査対象4756万人中わずか0.4％でした。
一般的に、年収2000万円を稼ぐのはかなり難しいと思われがちです。しかし、医師ならば働き方によっては年収2000万円を超えることも十分に可能といえます。
「自分と同じくらいのスキルや経験を持つ医師が自分よりも稼いでいる」と感じるときには、適正な年収を得るために転職するのも1つの道といえるでしょう。
女性医師が年収2000万円を実現させるには
女性医師の年収は勤務環境によって大きく異なります。
大学病院勤務の女性医師が年収アップを狙うのならば民間の病院に転職するのが近道といえます。
また、年収の大幅アップを目指してアルバイトの掛け持ちをしたり、院長募集の求人に応募したりするのも有効な方法です。
女性医師の年収は診療科によっても変わってきます。
特に稼げる診療科といえばやはり自由診療のある美容整形外科が挙げられます。また、産婦人科の求人も他の診療科に比べて年収が高い傾向にあります。
医師としてどれだけ稼げるかを把握する
医療機関としても、高額の年収を払うからには医療機関の利益につなげたいという意識があります。
効率的に稼ごうと思うならただ闇雲に働くのではなく、経営感覚を身につけることが肝心です。
診療報酬や人件費を具体的な数値として考え、どれだけの患者を診察すればどれだけ稼げるかを把握しましょう。
1日あたりどのくらい仕事をすれば希望の年収を得られるのかを冷静に計算できる視点を持つことが、高収入を得るための秘訣です。
どんな医師として働いていくかを検討する
医師の求人を見ると、年収2000万円以上を得ることが十分可能なものも多く見受けられます。
中にはかなり条件の良い求人もあるので、計画的に転職活動をすればかなりの年収アップが期待できることでしょう。
過疎地域や離島での勤務は給与額が高い分、働き方がハードになる可能性が考えられます。
近隣に医療機関が少ない地域の場合、24時間態勢で急患の対応をすることになります。
高齢者の多い地域なら在宅診療を求められることもあるでしょう。
視野を広げて自分らしい働き方を模索することが、社会貢献と年収アップの実現につながります。
年収2000万円は女性医師にとって1つの壁となります。しかし、きちんと方針を固めて環境を整えれば、理想の年収を稼いでいくことは十分可能です。
転職やダブルワーク、院長職へのチャレンジなど、具体的にどう稼いでいくべきかという方針を定めることが、医師としての確かな成功につながります。
女性医局では年収アップを希望しての転職のご相談をうけることも多くあります。
現在の年収に不満や、今後管理職や院長職に着いてアップを検討している先生は、女性医局へご登録していただき、専任コーディネーターにご相談下さい。
