難関資格を突破して憧れの女医さんになると、カルテのチェックや診断書の作成など、仕事の折につけて印鑑が必要になってきます。
印鑑を押す行為には、「確認しました」「私の指示です」など、責任を明確にする意味合いがあります。
そのため、やはり印鑑を押すときには気合が入りますよね。
医師にとって使いやすい印鑑とは、一体どのようなものでしょうか?
今回は、女医さんが職場で使う印鑑や印鑑ケースを選ぶ際のポイントと、実用性・見た目共におススメの印鑑をご紹介していきます。
印鑑&印鑑ケースの選び方
医師が使う印鑑については、規定や制限があるわけではありません。
勤務先の病院でも独自の規定がない場合は、いずれの材質のものでも良いので、自分にとって力が入れやすく、押印がしやすいものを選ぶといいでしょう。
ただし、ゴム製の印鑑は押すたびに印影が若干変化してしまうので、責任を明らかにするようなシーンでは好ましくないといったのが一般的な常識です。
印鑑の大きさ、直径については、大きすぎると「役職でもないのに、生意気だ」とみられ、小さすぎると「名前が判別しにくい」といわれてしまうので、あらかじめ同僚が使っている印鑑を見せてもらい、周りに合わせて印鑑のサイズを選ぶといいでしょう。
女性の場合は、10.5~12.0mmのサイズが好まれるようです。
決裁書類などでは、偉い人から立場が低い人にむかって、印鑑のサイズも大から小になることが望ましいので、自分の立場も考慮すると良いですね。
印鑑自体は実用的でも、印鑑ケースは女性らしく、オシャレなものでも問題はありません。
印鑑を持ち歩きやすく、かつササっとつかえるような、実用的&オシャレな印鑑ケースで周りと差をつけましょう。
女医さんにおススメしたい印鑑と印鑑ケース
医師の仕事は机の上に座っているだけではなく、病棟を周り、ナースセンターや検査室を往復するなど、かなり広い範囲を動き回らなければなりません。
移動先のどこで印鑑が必要になるかわからないので、携帯しやすく、サッと取り出して使える印鑑がおススメです。
朱肉いらずのネーム印には仕事に欠かせないペンと合体しているものもあるため、ポケットに物をたくさん入れなくて済みます。
フタを外す必要がなく、ワンタッチで押韻することができるキャップレスのものも良いですね。
ネーム印が禁止されている場合は、キャップ部分に朱肉がついていて、キャップを外すだけで印鑑を押すことができるケースがオススメです。
たかが印鑑ではありますが、印鑑は使う人そのものをあらわします。
お値段が高すぎず、大きさは控えめで、常用漢字を使った無難な印鑑を使うことが、周りを刺激せず、気持ちよく仕事を進めるための秘訣。
ぜひ自分ピッタリの、使いやすく見た目も良い印鑑を一本以上確保しておきましょう。