ボールペンってどれも同じ?
医師として毎日働く上では、ボールペンというのは欠かせないアイテムです。
高級なものから100円で買えるものまでさまざまな種類がありますが、「正直書ければなんでもいいや」と思っている人は少なくありません。
しかし、安価なボールペンと高級ボールペンにはさまざまな違いがあるのです。
100円ボールペンの多くはプラスチックの軽い素材であるのに対し、高級ボールペンには金属や樹脂素材のものなどがあります。
こういった品物は頑丈で、メンテナンスをすれば一生使うことすら可能になります。
素材や書き味、価格帯などを鑑みて、自分に合ったボールペンを選びたいものですね。
ここでは、書き心地のいいボールペンをご紹介します。
自分に合ったボールペンを選ぶには?
自分に合ったボールペンを見つけるにはどうしたら良いのでしょうか。
ボールペンを選ぶときに重視するポイントはいくつかあります。
まずは、「ボールペンの軸が自分の手に合っていて書きやすいかどうか」という点です。
サラサラと書けるとか、濃くあざやかに書けるといった書き味も重要な要素です。
また、ノック式やキャップのあるもの、ひねってペン先を出すツイスト式なども好みがわかれるでしょう。
もちろんペンのデザインやフォルムも、ボールペンを選ぶ上で重視したいポイントですね。
これらの要素をふまえて、どれを優先して決めるかがボールペン選びのコツと言えます。
根強い人気の定番ボールペン
多くの人が愛用している定番のボールペンの中から、オススメのものをいくつか紹介します。
ゼブラの「スラリ」は、ゲルインクと水性インクの良いとこ取りで抜群の書き味を実現した「エマルジョンインク」が特徴的です。
また、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」はなめらかな書き味ですし、ぺんてるの「ビクーニャ」も超低粘度インキでサラサラとした書き心地が感じられます。
パイロットの「アクロボール」も、抵抗なくサラッと書ける感じが人気を集めています。
高級ボールペンも使ってみたい!
医師としては、長く使うことを考えて高級ボールペンをひとつ持っておくというのも良いでしょう。
文具に詳しくない人でも知っている「モンブラン」はやはり圧倒的な存在感があります。
自然に手に馴染む書きやすさや、美しいフォルムが特徴的です。
英国王室御用達と名高いパーカーのボールペンもスマートでステキです。窒素ガスでインクを押し出すというフィッシャーのペンは、水中や宇宙でも字がかけるという驚きのペンです。
アポロ11号の船内でも使用されたというフィッシャーのペンは、ぜひ手にしてみたいものですね。
他にも、シェーファーやステッドラーなど、書き心地とフォルムの美しさを両立したボールペンは色々ありますので、ぜひお気に入りの1本を選んでみてください。
医師はもちろんのこと、働いていればさまざまな場面んで“ものを書く”という動作が行われます。
そのため、常に身の回りに置く「ペン」は自分のパートナーと言っても良いでしょう。
何か良いことがあった日などには、高級なペンを購入して仕事への意気込みを高めてみるのもいいかもしませんね。