医師の仕事は、患者さんの処置に、看護師さんへの指示にと一日中病院内を走り回ることが多く、激務が終わるころには足がパンパンになってしまうのも珍しくありません。
ひどくなるとふくらはぎや足の裏がズキズキと痛んで、仕事にも支障が出てしまうことも。
この足の疲れは、靴が足にあっていないからかもしれません。
靴は私たちの身体の骨格を支える重要なアイテムで、健康にも密接に関係しています。
足にあった良い靴を選んで、日々の仕事の疲れを少しでも減らしていきましょう。
女性医師にオススメ! 良い靴を選ぶ4つのポイント
「いつも夕方になると足が痛くて歩くのも辛い」「お風呂に入ったら足のマッサージが欠かせない」という方は、履いている靴の選び方を見直してみましょう。
仕事にプライベートにと活躍する女性医師にオススメの、足に負担をかけない機能的な靴を選ぶポイントを4つご紹介します。
1.シューフィッティングをして選ぶ
最近は通信販売でも靴を購入できますが、足の形は人それぞれ違います。
実際に靴を履いて「立ちあがる・歩く・座る」といった、日々行っている動作を試してみて、しっかりと靴が足を包み込んでいるか確認することが大切です。
2.つま先の形があっているものを選ぶ
手術などの立ちっぱなしの仕事は、つま先に負担がかかります。
靴と足のつま先の形があっていないと、外反母趾や中足骨痛症などの原因となってしまうので、つま先に1.0~1.5㎝程度の余裕がある靴を選びましょう。
3. ソフト過ぎない靴を選ぶ
やわらかい靴の方が足にフィットするようなイメージがありますが、靴底がやわらかい靴はかえって疲れを招きます。
運動量の多い医師は靴底が硬めで、指のつけ根の部分だけが十分に曲がる靴を選びましょう。
4. ヒールが安定している靴を選ぶ
ヒールはある程度あったほうが、疲れは防げます。
かかと周りをしっかりと包み込める、太くて安定感のあるかまぼこ型のヒールがオススメです。
疲れを防いで仕事を充実させましょう
普段の生活では靴を単なるオシャレのためのアイテムや、消耗品と考えてしまいがちですが、靴はわたしたちの足を衝撃から守り、足から繋がる背骨や頭までの全身の骨格を守っている重要なものです。
つま先やかかとにかかる衝撃が強すぎると、膝や腰に過剰な負担がかかり、疲れがひどくなったり、足や腰に強い痛みを引き起こすこともしばしば。
足の痛みを我慢していて歩き方が歪んでしまうと、肩こりや頭痛などの慢性的な痛みの原因にもなり、仕事に支障が出てしまうこともあるので注意しましょう。
人の命を救う医師は、なんといっても体が資本ですから、身体に負担にかからない靴を上手に選んでいきましょう。