寛解(かんかい)とは

病状が一時的に、または消失したりした状態をあらわす。
寛解の状態はこのまま治る可能性もあり、場合によっては再発する可能性もある。
これと対比して使用する言葉としては「完治」、あるいは「治癒」。
症状が消失した後も、再発予防のため検査や経過観察、あるいは内服を継続することがあるため完治・治癒とは言わない。

医療従事者側の説明で仕方で、患者の印象は大きく違ってくるため病気によって(ネフローゼ、喘息、癌、精神神経疾患など)使い方を分ける必要がある。
癌の場合は、癌細胞を部分的に切除をしたからと言って転移がある可能性もあり、これを「完治」とは言えず術後5年再発しなければ、完治しただろうという定義になります。
その間、抗がん剤や検査などを用いて再発せずコントロール下にある場合などは「寛解」あるいは「完全寛解」という言葉を使います。

「回復」「再燃」「再発」という用語と合わせて明確に定義している。

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