インフォームド・コンセントとは

インフォームド・コンセントとは、治療や治験を副作用な治療費含め患者や患者家族に対して説明することをいいます。患者やその家族は十分内容を理解し、合意または拒否することが可能です。患者への説明は治療内容やその効果だけでなく副作用、成功率、その他の治療の場合、費用などの情報も伝えることがベストです。
また、患者側も説明を聞くだけでなく自身や家族が納得するまで話し合うことが重要となります。未成年患者へのインフォームド・コンセントへは、保護者がその判断や納得事項を代替します。未成年者でも患者自身に判断能力があればその意思が尊重されるということが多いですが何歳からとは明確には決まっていません。
アメリカ小児科学会のガイドラインにはインフォームド・コンセントを15歳以上から得るべきとされていますが、日本では病院毎に独自の基準があり、12歳〜20歳とさまざまです。また、未成年者に限らず意識障害や認知症など患者と医師が意思疎通できない場合も家族や代理人の同意にてインフォームド・コンセントが行われます。インフォームド・コンセントを行う場合、医師は患者が十分理解・納得できるように説明を行います。そして難しい医療用語ばかりにならず、マニュアル的な説明にならないように話を進めていくことが大切です。

facebookもチェック
非公開求人のご紹介!キャリア支援をプロがサポート
女性医局では女性医師のお役に立つために女性のお医者さんがらの体験レポートや、女性医師のキャリア形成におけるコラムを頂いております。医師転職における不安や悩みを様々なコンテンツを通して、前向きに解消していくことにお役立ちいただけると思います。
無料会員登録