良性腫瘍とは

良性腫瘍とは、組織破壊や転移しない命に別状のない腫瘍のことをいいます。これとは逆に、組織破壊や転移をするものを悪性腫瘍といい、悪性腫瘍は放置しておくと命に関わることもあります。
良性腫瘍には脳の頭蓋咽頭腫、骨の骨軟骨性外骨症、軟骨腫、軟骨芽細胞腫、類骨骨腫、巨細胞腫、小腸の平滑筋腫、脂肪腫、神経線維腫、線維腫、血管腫、ポリープ、皮膚、皮下組織の皮膚線維腫、ケラトアカントーマ、ケロイド、脂肪腫、血管腫、血管性母斑、リンパ管腫、その他、肝臓、胆管、耳、鼻腔内、喉頭など様々なものがあります。
多くの人に見かけるホクロやイボなども良性腫瘍のひとつです。ホクロの治療には切除やレーザー治療などの方法があります。しかしごく稀に少しずつ大きくなっていく黒色種があります。これは悪性腫瘍となるため放置すると転移などの恐れがあります。
良性腫瘍は一般的には組織破壊や転移がないとされていますが、良性腫瘍の中にも悪性化することがあります。しかし、良性か悪性化になるなどの明確な判断は難しいとされています。良性腫瘍が悪性化する例としてポリープがあげられます。大腸にできるポリープは癌化する可能性が高いため、内視鏡で切除などの治療が行われます。

facebookもチェック
非公開求人のご紹介!キャリア支援をプロがサポート
女性医局では女性医師のお役に立つために女性のお医者さんがらの体験レポートや、女性医師のキャリア形成におけるコラムを頂いております。医師転職における不安や悩みを様々なコンテンツを通して、前向きに解消していくことにお役立ちいただけると思います。
無料会員登録