日射病とは

日射病とは、熱中症のひとつで炎天下など太陽光による直射日光を長時間浴びたきときに起こる症状のことをいいます。症状としては脱水症状で倦怠感、あくび、めまい、吐き気などです。重症の場合、意識障害や死に至ることもあるため日射病の症状を疑う場合、塩分が含まれているスポーツドリンクなどの水分を十分に補給し、涼しい場所へ移動して休息するなどの応急処置が必要となります。症状が良くならない場合や応急処置後に病態が急変することもあるため医療機関へ受診する必要があります。日射病にならないためには、こまめな水分補給、後頭部や首に直射日光が当たらないように帽子や日傘を使用するのも効果的です。服装は通気性の良いもので、黒色は光を吸収してしまうため、なるべく避けるのが好ましいです。日射病と熱射病を同じと思っている人も少なくありませんが違います。日射病は炎天下などの直射日光を浴びることで起きるのに対し、熱射病は体が熱を十分に発散できず、体内に熱がこもってしまうことをいいます。そのため熱射病は冬の室内でも起こることがあります。熱射病になった場合は、体内の熱が発散できるように、冷たいタオルで体を拭いたり、風を送るなどの処置をします。

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