自閉症とは
自閉症とは、先天性の脳機能障害のひとつです。先天性のため完治することはなく、生活環境や育児の仕方によって自閉症になることもありません。
自閉症の診断は精神疾患の分類と影響ができるため人とのコミュニケーションをとったり、周囲に合わせたりすることが難しい事が上げられます。また、記憶力はとてもよく、独自のルールを作りそれを忠実に守ります。自閉症の人の中には音にとても敏感なケースもありますが、普通の音も大きく感じてしまうため常に耳を手でふさいでいる人もいます。
知的障害がない自閉症をアスペルガー症候群または高機能自閉症といいます。反対に知的障害をともなう自閉症をカナー症候群または低機能自閉症といいます。ある分野に限り驚異的な能力を持っている自閉症の人を「精神障害の診断と統計の手引き（DSM）」により判断します。これはアメリカ精神医学会が定められ、世界で用いられています。近年では自閉症の子どもは軽症まで入れると100人に1人という割合でいるといわれています。3歳くらいまでの幼児期は成長がゆっくりの子もいるため自閉症の診断が難しいとされていますが、自閉症の子どもへはその子に合わせた子育てをしていくことが大事です。
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