子宮頸がんとは

子宮頸がんとは、子宮頸部という子宮の入り口付近にできる癌のことを指します。
子宮頸がんは子宮やその付近の臓器を摘出する場合もあり、癌が進行してしまうと命に関わることもあります。
初期には自覚症状が全く出ないため早期発見できないことが多く、不正出血や性交時の出血などで気付いても癌が進行している場合があり注意が必要です。
子宮頸がんは遺伝に関係なく性交経験のある女性なら誰でもなるリスクがあります。近年では性交の低年齢化から20代後半から30代に発症するケースが急増しています。女性特有の癌の中で発症人数は1位が乳がん、2位が子宮頸がんとなっており、20代・30代での若い世代では乳癌を抜いて1位となっており、子宮頸がんによる死因も少なくありません。世界的にみても毎年27万人という女性が子宮頸がんにより亡くなっているという報告もあります。
治療法は進行具合により手術、放射線治療、化学療法などがありますが予防・早期発見が重要となります。子宮頸がんは予防できる病気です。ワクチンは2009年12月22日から一般の医療機関での接種が可能となり、HPV16型とHPV18型の感染を防ぎます。ワクチン接種している女性でも、1年に1回は婦人科検診に行くことをお勧めいたします。

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