ギネとは

ギネとは産婦人科のことをいいます。産科はobstetricss、婦人科はgynecologyですが、一般的に産婦人科のことをさします。ドイツ語のギネコロジーから「ギネ」とよばれるようになりました。
医師全体数は増加しながらも産婦人科医はすでに20年前から減少の傾向がみられます。その理由として、過酷な労働体制、少子化からの産婦人科の低迷、医療起訴が増加しリスクも高い、女性産婦人科医が増えた事により、出産・育児などで離職することが多くなったことが考えられます。
産婦人科医不足で医療機関での予約がいっぱいとなり希望の病院で出産することができない出産難民となってしまうケースもあります。この問題には高リスクの分娩や救急での受け入れに補助金や医療費を増額するなどの対策が示されました。しかし、産科医不足の影響で1996年~2006年の間で約1割の産科施設が閉鎖されました。
近年では分娩を扱わず、婦人科を専門としている医師も増えてきました。日本産婦人科医会の調査によると出産・育児中の産婦人科医が増加しており、2008年と比べると倍近い割ありとなり、それに伴い常勤離れの傾向となっています。日本産婦人科医会では産婦人科医不足を懸念し、調査を元に待遇など労働環境の改善の方針を提示しています。

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