ウォーキングカンファレンスとは

ウォーキングカンファレンスとは、看護師が業務引き継ぎの際に患者のベッドサイドに行き患者やその家族の意見・希望も取り入れながら看護や治療の方針・プランを作成する患者参加型のカンファレンスのことです。その目的として効率よく看護スタッフ・患者やさらにその家族も含めて効果的な情報収集や希望などを取り入れ治療計画を共有できるということです。
ウォーキングカンファレンスを行ったことにより実際に患者からは担当ではない看護スタッフ間でも情報共有がされていることや患者自身の病状や今後の治療計画もその都度確認できるので評価できるなどの意見もあがっています。患者自身が常に自分の状況治療について確認・意見できることは安心感も与えることとなります。
しかし一方でウォーキングカンファレンスの際に他の患者へ聞かれたくないという声もあり、患者全てに適応させるのは難しい点でもあります。その際、看護師は他の場所で行うなど患者に合った配慮が必要となります。新人看護師や看護学生からの視点では、自分の受持ち患者意外の患者の状態もわかることで受持ちではなかった患者への急な対応をする場合でも即座にケアが行える事。さらに、患者の前で行われるので具体的なことも見て確認でき、安全向上へつながるという意見もあります。

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