OTとは

OT(Occupational Therapist)とは作業療法士のことであり、国家資格のひとつです。作業療法士は、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)、視能訓練士(ORT)と共に医療従事者(コ・メディカルスタッフ)のなかの一人として活躍しています。病院や施設での業務は診療の補助作業となります。身体・先進に障害がある人へ健康や社会への適応能力の回復を図る為に手芸・工作など作業のサポートをします。
理学療法士(PT)との違いは、理学療法士は身障者の基本的な動作能力を回復させることを目的としていますが、作業療法士は身体や精神障害者に対し応用動作能力や社会への適応能力を回復させることを目的としています。作業療法士になるためには、専門の養成所で知識・技術を習得し、作業療法士国家試験に合格する必要があります。
高齢化にと共に理学療法士・作業療法士の需要が高まり専門の養成所の開設が規制緩和されました。しかし、あまりにも急激に増えたため就業先の確保不足やそれに伴い、雇用待遇の質が低下することを抑制することが今後の課題とされています。2004年には有資格者数は約25,000人だったが2011年時点で有資格者数は倍以上の約57,000人となりました。勤務配置においては、精神科病院での勤務が一番多く次に精神保健福祉関連施設、自立支援法関連施設への勤務が挙げられます。

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