STとは

ST(Speech­Language­Hearing Therapist)とは、言語聴覚士のことであり、1997年に制定された言語聴覚士法に基づく国家資格のひとつです。言語聴覚士は国家試験に合格し厚生労働省の「言語聴覚士名簿」に登録される必要があります。
人とコミュニケーションを取る場合、人は言語・聴覚・認知などの機能を使用しますが、病気・事故や発達上の問題でこれらの機能が上手く働かなくなることがあります。言語聴覚士は言語聴覚士法により音声や言語機能、摂食・嚥下機能、聴覚に障害のある者に対し、言語訓練や検査・指導を行います。
言語聴覚士として活動する場合、医師・歯科医師・看護師などの医療分野とケースワーカー・介護福祉士・保健・教師などと連携して患者へのサポートにあたります。国家資格としては比較的新しいですが、以前は「言語療法士」、「言語治療士」と呼ばれており活動をしていました。
言語聴覚になるためには、文部科学大臣および厚生労働大臣が指定する教育機関で知識・技術を習得し国家試験に合格する必要があります。言語聴覚士は医療機関だけでなく、保健や福祉・教育期間など幅広い場活躍しており様々な年齢層の人をサポートしています。2013年時点で有資格者数は21.994人となり年々その数は増加しています。

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