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女医の奮闘記

第5回「小西明美先生」

私は、今地域の中核病院で人間ドックを担当し、個人のリスクに応じた検診や生活指導を心がけています。予防医学に興味を持ったのは、内科の臨床医(肝臓専門)として、肝炎の予防にかかわった経験がきっかけです。でも実際に人間ドックを担当してみると、受診者のニーズは幅広く、それまでの知識だけでは間に合わなくて、禁煙外来やマンモグラフィーの読影など、必要に応じて学ぶことが多くなりました。

7年前からは、行政の「女性のための健康相談」を担当することになり、治療の場として女性外来を開設し、女性のライフサイクルに応じた医療に、予防から治療まで一貫してかかわっています。もともと、人と深くかかわる仕事をしたいと考えて医師になったので、性差や年齢を考慮し、心理社会的な面も含めて患者さんをトータルにサポートできる今の仕事は、いろいろな困難はあってもやりがいがあるものとなっています。
仕事と家庭のバランスをとりながら、産休以外中断することなく今どうにか仕事を継続できているのは、家族のサポートと、こんな医療に携わりたいという気持ちを持ち続けたこと、志を同じくする仲間のネットワークの力も大きいと思います。これからは、次世代の方が、ワークライフバランスを大切にしつつ、スムーズに仕事を続けられるような環境作りのお手伝いができればと考えています。

先生のご紹介

小西明美(こにしあけみ)
小張(こばり)総合病院健診センター部長

経歴
内科専門医・医学博士
岡山大学医学部卒業、京都大学医学部大学院修了
京都桂病院、倉敷中央病院を経て平成13年から現職(人間ドック・禁煙外来・女性外来担当)

消化器病学会指導医・肝臓病学会専門医・消化器内視鏡学会専門医・人間ドック学会認定医・指導医・「性と健康を考える女性専門家の会」禁煙プロジェクト責任者
女性医療ネットワーク理事・性差医療情報ネットワーク千葉支部長

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